最近、町を歩くとき、犬連れでない人と

すれ違うのが、コワイ。

なぜなら私は町のぷち不審者だからだ。



フォルテと歩きながら、とにかくよくしゃべる。

よし、よし、行くよ、マテ、GO!GO!

身長170センチ近いmorneaが、1700gの

ぷちピンにしゃべりかけている姿は、

ややもすれば本犬の姿が見えず、

ただの「ひとりごちたる大女」に違いない。

そんな、犬を連れていない人を

発見すると、「それまで鼻歌を歌いながら

ほっつき歩いていたのを唐突に隠すように」

フォルテ君との会話を止める。

なんだか気まずい空気が一瞬、町に流れる。

いや、気まずいと感じているのはわたし

だけかもしれない。



しかし、morenaとその見知らぬ通行人の

予想に反してフォルテ君が通行人さんに

近づいて行ってしまった場合は、チャーンス!

「可愛がってくれそうな人ってわかるのかしら~?」

なんて言いながら、相手もデヘデヘ笑いモードに

引き込んで、作戦成功!

フォルテ君、社会化への歩をまた進める。



シチュエーションが違う場合。

ワンちゃんのお散歩をしている人には、

ニヤつきながら遠巻きにデヘデヘ笑いしてしまう。

無類の犬好きで、ワンちゃんとたわむれること、

ワンちゃんの飼い主さんと会話することは

この上ない幸せ。仕合せとも書く。

もしお時間いただけるなら、10秒でも

お近づきになりたいっ!という表情を

全身から漂わせながら近づいてしまう。

そんなときのmorenaは絶対不審者的笑みを

漏らしているに違いない。


そこのアナタ。犬好きのアナタ。

「私は常識ある社会人です」という気負いは

この際見直した方がいい。

morenaのように、愛犬を連れ、人間のプライドを

かなぐり捨てて、町へ出よう!

そこには限りなくいとおしい、ワン’s LIFEと

ワンを愛する人々との仕合せなふれあいが

待ち構えているのだから。